不動産担保ローンについて

不動産担保ローンについて 不動産担保ローンとは、不動産を担保にしてお金を借りるローンのことで、銀行や信販系金融機関、一部の消費者金融などで扱っています。
この不動産担保ローンにはいくつかメリットがありますが、まずは低金利だということでしょう。
無担保ローンと比べると実質年率8%からとかなりの低金利になっています。
さらに不動産の時価にもよりますが、場合によっては借りられる金額も多くなるのも、この不動産担保ローンのメリットでしょう。
しかし便利なこの不動産担保ローンですが、大きなリスクがあるのも理解しておかなければなりません。
それはしも返済できない場合に金融会社は不動産を売却しお金を回収することになるという点です。
つまり担保にした土地は没収されてしまうというわけです。
不動産を売却しても担保価値が低くなっており金額が足りない場合には、そのぶんの現金を返済しなくてはいけなくなります。
また大きなデメリットになっているのが、もし土地や家を没収されてしまった場合、個人再生によっても土地の没収を避けることができないという点かもしれません。
一般的なローンの場合、個人再生をした場合には住宅を守ることができますのでこの点が落とし穴になります。
またどのようなローンでもいえますが、ただお金を借りられるだけではなく、不動産担保ローンを利用することでいくつか手数料なども発生してきますのであらかじめ覚悟しておきましょう。
一般的に不動産担保ローンを利用するさいには、事務手数料、不動産鑑定費用、印紙代、抵当権設定の登記費用などが発生してきてしまいます。
各金融会社などでも差がありますが、場合によっては数十万円の費用になってしまうこともあります。
何百万円も借り入れをするのでしたらまだ良いかもしれませんが、少額の借り入れをするだけでしたら低金利でも意味がなくなってしまいますので注意が必要です。
また状況によっては複数の借入れを、不動産担保ローンで一本化しようとする方もいますが、しっかり金利を確認しておきましょう。
不動産担保ローンというと金利が安いというイメージがありますが、場合によっては他の金利のほうが安い場合もありますので、ケースバイケースでしっかり金利を把握するようにしましょう。
不動産担保ローンだけにいえることではありませんが、お金を借りるということがリスクや危険が生じます。
それで借りることによって生じるデメリットや返済計画などをあらかじめ立てておくようにしましょう。


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